みんなが夏を思い浮かべるとき、何を連想しますか?きっと、海やプール、かき氷、花火などが上位に挙がるのではないでしょうか。そんな夏の風物詩として、くちなしの花があります。
くちなしは、オレンジ色や黄色、ピンクなど鮮やかな色の花を咲かせる木です。花言葉は「誠実」「信頼」「熱愛」などで、女性に人気があります。また、うつ伏せになってくちなしの花に顔を埋めると、爽やかな香りが漂います。この香りの成分には、リラックス効果やストレス解消効果があるとされ、アロマテラピーでも使用されています。
くちなしは、東南アジアやオーストラリア原産で、日本でも南西諸島や沖縄県などで見ることができます。花が咲く時期は、沖縄では4月~5月、九州地方では6月頃からで、夏本番には見頃を迎えます。
また、くちなしは、食用としても使われます。材料を刻んで煮ることで「くちなしジャム」や「くちなしプリン」が作られ、地域によっては、餅に入れたり、お茶請けとして提供されることもあります。
是非、夏の散歩のお供にくちなしの木を探し、香り高い花を楽しんでみてはいかがでしょうか。また、くちなしジャムやプリンも食べて、夏の楽しい思い出を作ってみてください。